日立、気象庁から山形県東根市の「洪水予報業務」許可取得

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日立製作所(東京都千代田区)は2月6日、山形県東根市において、気象庁の「洪水予報業務」許可を取得したと発表した。今後は同エリアで河川水位や浸水区域、浸水の深さに関する予報が行えるようになる。

洪水の予報として、河川水位だけでなく、浸水区域および浸水の深さの予報を行う許可を取得したのは、日本では初めてで、同社は今後、洪水予報サービスを全国の自治体に展開していく。

日立の洪水予測技術、技術基準に適合

同社の「流域治水 浸水被害予測システム」の洪水予測方法や予測の精度が、気象業務法施行規則に定める技術上の基準に適合していることが認められたため、予報業務の許可を取得した。同システムには、日立パワーソリューションズ(茨城県日立市)のリアルタイム洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood」の技術が活用されている。

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