エプソン、「オフィス製紙機」の新モデル公開 新たな紙の循環サイクル構築

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オフィス製紙機「PaperLab」の新コンセプトモデル
オフィス製紙機「PaperLab」の新コンセプトモデル

セイコーエプソン(長野県諏訪市)は12月7日、オフィス製紙機「PaperLab」の新コンセプトモデルを公開した。新たな紙の循環サイクル構築を目指し専用シュレッダー導入による古紙回収の効率化を推進するとともに、本体サイズを小型化して導入コストを低減。また、繊維化した古紙を結合する際に使用する「結合材」を天然由来材料へ置き換え、さらなる環境負荷の低減を推進する。

「新コンセプトモデル」では、複数の企業間、また、自治体を中心とした地域社会をつなぐ新たな紙循環サイクルの実現を目指す。具体的には、PaperLab専用シュレッダーを導入し、古紙を機密情報の管理が不要な状態まで細かく、さらに新たな紙として再生するために適した形状まで裁断。裁断した古紙を「新コンセプトモデル」の本体がある場所へ集約し新たな紙に再生するというもの。各所に同シュレッダーを設置することで、さまざまな場所から機密情報を処理した形で古紙を回収することが可能になる。

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