22年度に判明した不法投棄、総量4.9万t 排出事業者が件数・総量ともに最多

環境省は12月8日、2022年度に新たに判明した不法投棄事案と不適正処理事案の状況と、年度末時点の不法投棄等事案の残存量等を調査した結果を取りまとめ公表した。2022年度に新たに判明した不法投棄件数は134件(前年度比27件増)、不法投棄総量は4.9万トン(同2.7万トン増)だった。

不法投棄の新規判明件数は、ピーク時の1998年代前半に比べて、大幅に減少しており一定の成果が見られる。その一方で、2022年度は年間134件、総量4.9万トン(5,000トン以上の大規模事案3件(計1.7万トン)を含む悪質な不法投棄が新規に発覚し、同省は「いまだあとを絶たない状況にある」と報告した。
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