SCSKと東急不動産、国内で初めてI-REC発行を伴うPPA開始へ

SCSK(東京都江東区)、東急不動産(同・渋谷区)、リエネ(同)は3月29日、三井住友銀行(同・千代田区)と連携し、I-REC(アイレック)の発行を伴うコーポレート電力購入契約(PPA)を国内で初めて締結したと発表した。安定的に再エネ電力を確保するとともに、国際的な属性証書を活用し電力の信頼性を高める。
国際規格の再エネ認証を活用
I-RECとは「InternationalRenewableEnergyCertificate」の略で、国際的なエネルギー属性証明として、GHGプロトコルやCDP、SBT、RE100などから信頼性のある証明として認められている。現在、世界60カ国以上で発行され、発行量は283TWh(2023年時点)に及ぶ。
再エネ属性証書は、電力が「いつ・どこで・誰が・どんな方法で・どれくらい」発電され、誰が使用したかを明らかにし、その情報を第三者が確認できる仕組み。消費した電力の属性を証明し、開示情報の信頼性を高め、需要家の企業価値向上に貢献する。
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