インクジェットで太陽電池試作用液剤を塗布 長野の会社が装置販売

マイクロジェット(長野県塩尻市)は10月9日、ペロブスカイト太陽電池試作用インクジェット塗布装置「PerovsJet」の販売を開始したと発表した。同装置はプリンターに使われているインクジェット技術を応用。インクの代わりにペロブスカイトの液材料をノズルから噴射し、均一なペロブスカイト層を形成する。
DMFやNMPなど有機溶剤の液にも対応可
ガラス製のシングルノズルヘッド「GlassJet」を搭載することで、破損を発生させるアタック性が強いDMFやNMPなど有機溶剤の液にも対応可能で、ノズルの目詰まり防止機能を搭載し、ペロブスカイト層形成に必須の低湿度下での薄膜形成においても目詰まりせず、安定した薄膜形成を実現する。
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