東芝ESSら、水素製造設備の運用を最適化へ NEDO事業延長

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新事業の全体像(出所:東芝エネルギーシステムズ)
新事業の全体像(出所:東芝エネルギーシステムズ)

東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)、東北電力(宮城県仙台市)、岩谷産業(大阪府大阪市)の3社は4月27日、水素を用いたエネルギー貯蔵・利用(Power to Gas)の実用化に向けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発事業を2025年度末まで延長すると発表した。

「低コストの水素製造を維持し続ける必要性が明らかに」

3社は現在、NEDOの技術開発事業として、水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」において、蓄電池・燃料電池を使わず、電力系統需給バランスをする調整機能(デマンドレスポンス)と、水素需給予測に基づくシステム運用により、再エネからの電力を最大限利用し、クリーンで低コストの水素製造・供給技術の確立を目指している。

Power to Gasの事業化に向けては、以下のような課題があると指摘する。

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