自動車部品工場の産廃泥で「素焼き鉢」 鉄分が成長を促進、アイシングループ

アイシン(愛知県刈谷市)は8月27日、グループ会社のシーヴイテック(同・田原市)が、丸俊セラミック(同・碧南市)と、産業廃棄物をアップサイクルし、植木鉢に活用する取り組みを開始したと明かした。自動車部品製造工程で排出される鉄分を含んだ汚泥を植木鉢用粘土に配合し植木鉢に成形したもので、植物の育成を助長する効果も実証した。「「ハニトネ」ブランドとして10月頃に発売する。
産廃汚泥に含まれる鉄分が、植物の根に活力を与える
老舗植木鉢メーカーの丸俊セラミックは、シーヴイテックの自動車部品製造工程から排出される「バレル研磨汚泥」を植木鉢用粘土に配合し、独自の植木鉢成形・焼成技術を活かし、植物の成長を促進する新しい素焼鉢の開発に成功した。
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