マレリ、水素エンジン用新燃料システム開発

自動車部品大手のマレリ(埼玉県さいたま市)は12月5日、特許取得済みの特殊インジェクターと新型エンジンコントロールユニットを含む初の水素燃料システムを発表した。
ガソリン用と同寸法、メーカー各社の既存プラットフォームに適用
水素は非常に軽くて反応性の高いガスであるため、燃焼室内では非常に精密な燃料噴射が要求される。また、効率的に燃料を利用するためには、一般的なガソリンエンジンよりも高い圧縮比が必要となるため、直噴システムが重要な要素となる。
同社は、燃料噴射圧700bar以上のガソリン直噴(GDI)システムを開発・製造した世界唯一の企業。今回開発した水素用直噴インジェクターはガソリン用と同寸法で、メーカー各社の既存のプラットフォームに容易に組み込めるという。
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