世界初、使用済み紙おむつからトイレットペーパーを生産 鹿児島で発売

大崎町SDGs推進協議会(鹿児島県大崎町)は8月27日、世界で初めて使用済み紙おむつをリサイクルしたパルプを原材料に配合したトイレットペーパー「志布志・大崎ロール」を、鹿児島エリアで発売したと発表した。同製品には、鹿児島県大崎町および志布志市から回収された使用済み紙おむつのほか古紙も配合し、ポピー製紙(福岡県大牟田市)が生産する。
同製品のパッケージには、ユニ・チャーム(東京都港区)が展開する水平リサイクルのブランド「RefF(リーフ)マーク」を付与し、使用済みの紙おむつ由来のリサイクルパルプが使用された製品であることを分かりやすく表示。また、消費者がこの取り組みについて詳しくわかるように、商品裏面には使用済み紙おむつリサイクルの説明図を記載した。なおパッケージデザインのカラーには両自治体の市町村章の色を使用した。
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