五島市沖・洋上風力発電、運転開始を2年延期 浮体構造部に不具合

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戸田建設(東京都中央区)ら6者が参画する五島フローティングウィンドファーム合同会社(長崎県五島市)は9月22日、五島市沖で建設中の浮体式洋上風力発電所で浮体構造部に不具合が発見された問題を受け、運転開始を2年延期し、2026年1月の稼働を目指すと発表した。

同社は、再エネ海域利用法に基付いて建設する洋上風力発電所として、日本で初めて公募専用計画の認定を受け、計16.8MW(2.1×8基)の浮体式洋上風力発電所の建設を進めている。5月9日、同事業の建設工事を担当する戸田建設が、地上ヤードで製作中の浮体構造部2基に不具合が発見されたことを発表していた。工事工程の遅延により、運転開始時期を2026年1月とする公募占用計画の変更申請を実施し、今回、経済産業省・国土交通省から認定を受けた。

設置済みの浮体を陸上げし健全性を検証へ

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