ダイキン、米国のAIデータセンター冷却システム会社買収で基本合意

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ダイキン工業は米会社の買収を機にAIデータセンターのソリューション事業に進出する。画像はイメージです
ダイキン工業は米会社の買収を機にAIデータセンターのソリューション事業に進出する。画像はイメージです

ダイキン工業(大阪府大阪市)は8月6日、子会社のダイキンアプライドアメリカズを通じ、AIデータセンターの冷却システムを手がける米Dynamic Data Centers Solutions(DDCS)を買収することで基本合意したと発表した。8月下旬に買収を完了する予定。ダイキンはこの買収を機に、データセンターのソリューション事業にも本格参入する方針だ。

2019年設立、冷却技術を強みとするスタートアップ企業

DDCS社は2019年に設立されたスタートアップで、サーバーラックごとの個別空調における高い冷却技術がある。AIデータセンターはデータの処理量が増えると、莫大な電力を消費するが、DDCS社の冷却技術はサーバーや周辺機器の電力消費量の増加、発熱の課題を効率化できる。

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