三菱重工、伊大規模CCS事業向けにCO2回収プラント提供 稼働開始

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伊ラヴェンナCCS事業用CO2回収プラント(出所:Eni SpA)
伊ラヴェンナCCS事業用CO2回収プラント(出所:Eni SpA)

三菱重工業(東京都千代田区)は9月18日、欧州初のCO2回収プラントが稼働を開始したと発表した。プラントは、伊エネルギー企業Eni SpA(エニ)が伊ガス大手のSnam(スナム)と共同で立ち上げた、同国初のCCSプロジェクト「ラヴェンナCCS」で活用される。

年間約2万5000トンのCO2を回収予定

今回、プラントが設置されたのは、同国ラヴェンナ県にある天然ガス供給設備内。プラントで回収したCO2は、パイプラインで輸送し、水深約3000mの海底にあるエニ社の枯渇ガス田に圧入、貯留される。

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