ペロブスカイト太陽電池の実証、神奈川県も実施へ エネコート・日揮と連携

神奈川県は12月12日、ペロブスカイト太陽電池の実用化と普及啓発に向けて、エネコートテクノロジーズ(京都府久世郡)および日揮(神奈川県横浜市)と連携協定を締結すると発表した。既存建築物への導入を視野に、外置き・後づけを中心とした同太陽電池の実用化に向けた実証を行う。
発電性能に関する検証やリパワリングなどを実施予定
この取り組みの中心的役割を担うのは、京都⼤学発のスタートアップ企業エネコートテクノロジーズ。今回の実証では、ペロブスカイト太陽電池を提供するほか、発電性能に関する検証や実用化・量産化に向けた研究・開発を行う。
日揮は、実証設備の設置および発電システムの設計・施工を担当し、シリコン系太陽電池のリパワリング(経年劣化した既存設備に、ペロブスカイト太陽電池を設置し発電量を増強する)の実証を検討する。また、街並みや導入先のニーズにマッチする施工方法・リサイクル方法の検討も行う。
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