IEAとIFC共同報告、新興国・途上国のクリーンエネ投資拡大求める

国際エネルギー機関(IEA)と国際金融公社(IFC)は6月21日、連名で新興国・途上国のクリーンエネルギー投資に関する報告書「Scaling Up Private Finance for Clean Energy in Emerging and Developing Economies」を発表した。これらの地域ではクリーンエネルギーへの投資が十分でなく、2030年までに現在の3倍以上の投資が必要になるとの見解を示した。
報告書によると、新興国・発展途上がエネルギー需要の増加に対応し、気候変動目標に沿うためには、クリーンエネルギーへの年間投資額を2022年の7700億ドルから2030年代初頭までに3倍以上の2兆8000億ドルに増加する必要があるという。
拡大のカギは民間資本との提携
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