エジプトの654MW陸上風力発電所稼働 豊田通商らが開発

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稼働を開始した「スエズ湾風力発電所Ⅱ」(出所:豊田通商)
稼働を開始した「スエズ湾風力発電所Ⅱ」(出所:豊田通商)

豊田通商(愛知県名古屋市)は7月2日、同子会社のユーラスエナジーホールディングス(東京都千代田区)と開発を進めてきた、エジプトの「スエズ湾風力発電所II」が商業運転を開始したと発表した。発電する再エネ電力は、25年にわたりエジプト送電公社に売電する。この取り組みにより、CO2排出量は年間約145万トン削減できる見込み。

アフリカ世界最大級の陸上風力発電開発プロジェクト

同発電所は2023年3月から、両社に加え、仏独立系発電事業者エンジーおよびエジプト建設会社のオラスコム・コンストラクションが開発を進めてきたもの。出力は654MW、計104基の風力発電機で構成されるアフリカ最大規模の発電所である。

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