家庭の使用済み電池からレアメタル回収成功も、コストなどに課題 埼玉県

埼玉県は5月9日、サーキュラーエコノミーの推進を図るため、太平洋セメント(東京都文京区)、松田産業(同・新宿区)、県内の狭山市・上尾市と連携して、家庭から出る使用済みリチウムイオン電池からレアメタルを回収する実証試験を行った結果を発表した。
この実証試験では、家庭から出る使用済み充電式電池や充電式電池内蔵製品から「ブラックマス」を資源として回収できるかどうか検証を行った。ブラックマスとは、リチウムイオン電池等を熱処理した後に得られる粉体で、コバルト、ニッケル、リチウムなどのレアメタルなどが含まれる。ブラックマスを精錬することで、レアメタルを回収することができる。
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