日鉄エンジの汚泥燃料、菌体りん酸肥料に登録 地域需要に応じて活用

日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は10月18日、名古屋市および北九州市の下水汚泥燃料化システム「ジェイコンビ」で製造される汚泥燃料について、肥料成分を保証する農林水産省の公定規格「菌体りん酸肥料」としての登録が完了したと発表した。
今後は、両市で運営中のジェイコンビから製造される汚泥燃料の一部を、地域の実情に応じて、肥効性のある肥料原料として利用することで、下水汚泥資源の燃料化と肥料化を推進する。
菌体りん酸肥料登録により、広がる肥料生産
ジェイコンビは、主に埋立てや焼却により処分されてきた有機性脱水汚泥から汚泥燃料を製造し、バイオマス燃料として有効利用するというもので、国内では8件の実績がある。
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