⾷品廃棄物のメタン化の需要増 30年バイオマスの市場規模は? 企業調査

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矢野経済研究所(東京都中野区)は12月18日、国内バイオマス市場の現況に関する調査結果を公表し、最新の市場動向や将来展望などを明らかにした。

調査では、未利用木材・一般木材・輸入材などを燃料とする木質バイオマス発電や、下水汚泥・食品廃棄物・家畜排せつ物等の有機廃棄物を原料とするメタン発酵バイオガス発電などバイオマス発電事業における発電電力量を推計した。

23年バイオマス発電量は前年より小幅増、その要因とは?

2022年度の国内バイオマス発電量は4万581GWhで、2021年度から大幅に増加した。要因としては、2021年度末から2022年度にかけて、設備容量が10MWを超える大規模な木質バイオマス発電所が複数稼働したことが挙げられる。

2023年度のバイオマス発電量は、前年度比107.4%の4万3583GWhの見込みだ。増加幅が前年度と比べて小さくなる見通しについて、同調査は次のように分析している。

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