省エネ対策が推進される中、長寿命で消費電力が少ないLED照明は、ますます注目を集めています。トップメーカーや中小企業はもちろん、ベンチャー企業や他分野からLED市場に参入する企業も増加。そこに日本市場を狙う海外企業も加わり、市場獲得競争は激しさを増しています。
熾烈な戦いの中で、LEDの技術は日々進歩を遂げています。1年前まで、LEDの課題は効率の向上とコスト削減だと言われていました。しかし、高いと言われていた価格は、白熱灯タイプで1個2,000円程度に、1本3万円近かった蛍光灯タイプはわずか1年で概ね半額程度にまで値下がりしています。さらに今春には1万円以下の蛍光灯タイプの新製品が登場して話題になりました。