水の使用量を見える化するWFP

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近年、環境問題に敏感なグローバル企業が「商品の原料調達、生産から消費、廃棄までに使用される水の量」を算出するウォーターフットプリントを取り入れ、対策を始めている。CO₂削減と同様、水使用量の削減は今後、世界的なトレンドになりそうな勢いだ。

ここ数年、地球温暖化対策によるCO₂削減の取り組みは特に先進国では常識になってきた。それに伴って出てきたのが、「CO₂だけで環境への影響を測って良いのか」という議論だ。確かにCO₂の削減は重要だが、CO₂だけが環境に影響を与えているわけではない。この議論の進行と同時に、急激に「水」への関心が高まってきた。なぜ水なのか。それは、様々な調査によるデータから水に関わる生命の問題と、水は無限の資源ではないという認識が世界的に共有されてきたからだ。

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