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環境 新製品:エコロモウォール/ドコー

環境ビジネス編集部

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芝や花も可能
昇降装置つき、足場不要の壁面緑化

壁面緑化は、ヒートアイランド現象の緩和措置として、また断熱性による省エネ効果などから、屋上緑化とともに推進されてきた。だが、植栽場所が壁面であるため、剪定などの維持管理に足場が必要となるうえ、一旦植えたものは簡単に植え替えができないなど、メンテナンス面に課題があった。

この問題を解決したのが、東急建設、パナソニック環境エンジニアリング、ドコーが共同開発した、昇降型取替式壁面緑化システム「エコロモウォール」だ。

緑化パネルと取付部材・潅水装置を分離させ、緑化パネルの背面に昇降装置を内蔵、高い位置にあるパネルでも、地上にいながらにして交換できる。エコロモウォールは、足場を組まなくても簡単にパネルを取り替えることができる、これまでにない新しい壁面緑化システムだ。

エコロモウォール

また、緑化面の背面には潅水装置(散水ノズル)を配置。エコロモウォールの下部に設置してある貯水タンクから吸い上げられた水が、ノズルを通して霧状にまんべんなく潅水される。滴り落ちた水は、下部の受け皿で回収し繰り返し利用できるため、水道代を抑え、ランニングコストを低減できる。

緑化パネルには保水性の高い不織布を使っており、厚みはわずか50mm。これまでの壁面緑化ではつる性植物の植栽が一般的だったが、芝や花などの平面で育つ植物も植え付けることができるようになった。植栽のバリエーションやデザインを楽しめるので、ヒートアイランド現象の緩和や省エネばかりでなく、宣伝効果や集客効果まで狙える進化した壁面緑化となった。

エコロモウォールは、1m2当たり25万円から(昇降機含む)。植え替えや剪定、潅水といった維持管理も簡単でデザイン性に優れていると、評判も上々だ。ドコーでは、初年度売り上げ5千万円を目指す。

 
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