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環境 新製品:電動トライク/イーモービル

環境ビジネス編集部

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燃費1円/km。エコで経済的な電動バイク

ガソリン価格の高騰騒ぎや環境意識の高まりから、電動バイクに注目する人が増えている。

電気自動車開発のベンチャー企業イーモービルは、この5月に業務用の電動三輪車「コング トライク」を発売した。近距離配送用輸送車として、宅配業者などに売り込んでいく方針だ。

コング トライク

トライクの登録は軽二輪扱いとなり、運転するには普通免許が必要。だが、バイクのようにヘルメット着用の義務はない。

コング トライクのエネルギーは鉛電池でモーターの出力は1200W。ガソリンやオイルは一切使わないので排気ガスの排出は全くない。静粛性に優れ、走行時の騒音もないので、深夜や早朝でも気兼ねなく乗ることができる。基本部分はインホイールモーターとコントローラーとバッテリーだけ。エンジンやチェーンがないので、オイル交換や面倒な調整作業もなく、メンテナンスが楽だ。構造が単純なので故障も起こりにくく、もし故障したとしても、部品交換と配線のみで簡単に修理できる。

充電は家庭用の100V電源でできる。フル充電にかかる時間は8時間。1充電の電気代は50円前後で燃費は1kmあたり1円。エネルギーコストはガソリンエンジンの軽トラックの1/10以下と、かなり経済的。

電動バイクの課題は航続距離と登坂力だと言われるが、コング トライクの航続距離はフル充電で50km前後。最高速度は60km/hで傾斜12度の坂道でも登ることができる。市内などの近距離走行には十分な性能と言えるだろう。

尚、リチウム電池60Aを使用した場合は80kmも走行できる。車両価格は40万円。イーモービルでは、先行発売している電動バイク「コング」とともに、「環境に優しく、経済的」であることをアピールしながら、コング トライクの普及に力を注いでいく。

 
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