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環境 新製品:水銀灯代替用LED照明「ターボテック108」/ニッケンハードウエア

環境ビジネス編集部

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既存製品に比べて2~3割安い400WクラスのLED照明
水銀灯と同レベルの光環境を実現し、電源寿命にも配慮

ニッケンハードウエアは400WクラスのLED照明「ターボテック108」を発売した。新製品は工場や倉庫などで使われる水銀灯と同程度の照度を持ち、既存の水銀灯代替LED照明器具に比べて価格が2~3割安い。

LED照明は従来の光源よりも寿命が長く電力消費量が少ないため、光熱費削減の切り札として注目を集めている。だが、イニシャルコストが高い、明るさが足りない、LED特有の眩しさがあることなどが導入の障害となっていた。

ターボテック108

ターボテック108



「ターボテック108」は、1灯あたり10万円以上という従来の水銀灯代替LEDの相場価格より2~3割安い価格設定に成功。また、既存のLED照明の照度は最大でも250~300Wクラスしかなかったが、同社はLEDチップメーカー豊田合成の高効率LEDチップを採用するなどして、工場や倉庫で一般的に使われている400Wの水銀灯と同レベルの照度を確保した。

LED照明には独特の眩しさがあり、その残光が工場内の作業効率を低下させるケースもある。新製品は特殊な光学設計を施した「ダイアカットカバー」を採用し、照度を落とさずに眩しさを約80%カットした。また、LED照明の光は青白く、工場内で色を正確に把握できないという課題もあった。しかしそれも、通常の水銀灯の多くで採用されている光色と同レベルの4,000Kを実現。従来の水銀灯とほぼ同じ光環境を保つことができる。

一般的にあまり知られていないのが、LED照明では、LEDチップの寿命よりも電源部分の寿命が短いということだ。電源の寿命を大きく左右するのが、LEDチップからの発熱。新製品は施工性を損なわないよう照明器具としては一体型となっているが、内部ではLEDチップ部と電源部をヒートシンクボディで覆い完全に隔離。電源部分の延命措置がとられている。

今年4月には改正省エネ法が施行される。従来のLED照明器具の数々の課題を克服した「ターボテック108」は、LED照明導入に二の足を踏んでいた工場や倉庫の省エネ対策の力強い助っ人となりそうだ。

 
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