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環境 新製品:太陽電池一体型シート防水システム「プルーフソーラー」/田島ルーフィング

環境ビジネス編集部

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積載荷重や高さ制限の厳しい場所にも設置可能!
防水シートと一体型で、軽量・自由自在に曲げられる太陽光パネル

田島ルーフィングは富士電機システムズと共同で、防水層に直接太陽光発電パネルのモジュールを貼り付ける太陽電池一体型シート防水システム「プルーフソーラー」を開発した。屋根の形状や積載荷重が障害となり、太陽光発電システムの設置ができない、という問題を解決できる新製品だ。

太陽電池一体型シート防水システム「プルーフソーラー」

太陽電池一体型シート防水システム
「プルーフソーラー」



従来の太陽光発電システムの設置には、モジュールだけでなく、風圧などに耐えるため、架台と呼ばれる設置用の枠が必要とされる。そのため総重量はかなりの重さとなり、屋根への負担が大きくなることから、太陽光パネルの設置を諦めざるをえない既存建物も多い。また、高層建築の屋上では、耐風圧性の問題から設置できないケースもある。

新開発の「プルーフソーラー」は、防水シートと太陽光パネルを一体化した商品。重量は、防水シートを含めても1m2あたりわずか4kg。軽量化を可能にしたのが、アモルファスシリコン太陽電池だ。アモルファスシリコン太陽電池は、防水シートに直に接しても発電効率が下がらないという特長があるため、防水シートとの一体化が可能となり、重厚な架台を設置する必要がなくなった。

採用されている防水シートは、同社看板商品の一つ「Vright(ブライト)シートPS」で、その素材は塩化ビニル樹脂系。太陽電池の期待寿命20年に合わせて、防水シートの耐久性も同等にグレードを上げた。防水層を施工できる部位であれば、下地条件に左右されることなく、荷重や高さ制限が厳しい屋上への施工が可能だ。さらに「プルーフソーラー」は薄く、自由自在に曲げることができるため、太陽光パネルの設置が難しかった曲面や円形など、さまざまな形状の屋根にも対応できる。

軽量で高い防水機能をもつ「プルーフソーラー」は、発売から現在までユーザーから大きな反響を得ている。田島ルーフィングでは、今後、変換効率の向上を図り、総合防水材メーカーとして他の防水工法にも対応できる製品の開発を目指す。

 
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