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環境 新製品:環境負荷低減型ファンコイルユニット/新晃工業

環境ビジネス編集部

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消費電力65%カット、冷房能力20%アップ!
省エネ・省CO2型の空調機「ファンコイルユニット」

新晃工業は、同社従来機種より消費電力を最大65%カットできる「環境負荷低減型ファンコイルユニット」を発売した。

ファンコイルユニットとは、冷温水を熱源とする空調機で、同社はこれまで7機種のファンコイルユニットシリーズを取り扱ってきた。今回はそのうちの2機種について高効率化とCO2排出量の低減をはかり、環境負荷低減型として製品化した。

環境負荷低減型ファンコイルユニット

環境負荷低減型ファンコイルユニット


新製品の肝はDCブラシレスモーターだ。このモーターの採用により、同社従来品比で65%もの消費電力削減を実現できた。だが、同モーターの搭載には苦労もあった。DCブラシレスモーターにはモーターの回転制御基盤が必要となり、それをいかにコンパクトに納めるかが課題だった。そこでモーターと基盤間の配線ルートなどを検討、創意工夫の末、基盤を2段重ねにすることで課題を解決できた。このモーターの採用により、空気搬送動力を従来品より65%節減することに成功。これをCO2排出量に換算すると、1台あたり年間約110㎏ものCO2を削減できる計算になる。

このほか、新製品には高温度差コイルが標準搭載されており、冷温水の循環量を35%削減。コイルの最適設計により冷房能力は20%向上した(共に同社従来機比)。さらに、設置場所の環境に合わせてHigh・Medium・Lowの風量を自由に設定できるノッチスライドシステムを搭載。Medium・Low(中・低風量)での運転時間を長くすれば、消費電力を一層削減できるうえ、騒音も制御することができる。

今回発売となったのは、2方向吹出タイプのカセット型と、天井吊り隠ぺい型の2機種・各6サイズ(♯200~1200)。今後、新晃工業では、他の機種についても環境負荷低減型製品への水平移行を行っていく予定だ。

 
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