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環境 新製品:法面緑化用の受圧板「グリーンパネル」/ダイクレ

環境ビジネス編集部

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法面保護工事で全面緑化を実現!
さらに受圧板にバイオマス樹脂を採用し、CO2排出削減に貢献

ダイクレが開発した法面の崩壊を防ぐ受圧板「グリーンパネル」が、バイオマス商品に認定された。これを機に、同社では、従来の繊維強化プラスチック(FRP)に使用する樹脂をバイオマス樹脂に変更し、この1月から発売を開始する。

グリーンパネルの施工例

グリーンパネルの施工例



そもそも「グリーンパネル」は、ダイクレが開発した切土補強土工法「グリーンパネル工法」に使用する約1m2の格子状のFRP製受圧板。FRPは軽量で強靭、錆びる心配もない。今回の材質変更に伴って不燃性の評価も取得しており、火災の際にも安心だ。グリーンパネルは軽量なので、設置に大型重機を必要とせず、工期の短縮が可能。豊富な在庫で、災害復旧などの急な要望に対応できる体制を整えている。

グリーンパネル工法は、従来の法面保護工事では不可能だった全面緑化を可能にした新工法。法面に固定した「グリーンパネル」に客土を吹き付けると、格子内部に土が溜まり植木鉢のように種子を保護するため、そこに植生できるというわけだ。その仕上がりは、工事をしたとは思えないほど美しい緑の光景になる。

ダイクレによると、グリーンパネルの施工性の高さや仕上がりの美しさの評判が口コミで広がり、これまで1,200件以上の施工実績をあげたという。また、その技術力の高さが認められ、国交省のNETIS(新技術情報提供システム)では「設計比較対象技術」に登録されている。

今回のバイオマス樹脂への切り替えは、同社の環境保全活動の一環。石油系樹脂から植物由来のバイオマス樹脂に転換して、CO2の抑制効果を目指した。グリーンパネル1枚に固定されているCO2の量(体積)は、サッカーボールに換算すると201個分。

CO2排出削減効果のある素材で緑化を行う「グリーンパネル工法」。格子状パネルは軽量で扱いやすく、運搬や施工時に発生するCO2の抑制にも貢献できそうだ。

 
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