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環境 新製品:リチウムイオン電池採用の階段昇降機「新型ステアチェアSC-38」/サンワ

環境ビジネス編集部

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鉛蓄電池に比べて軽量・長寿命のリチウムイオン電池を階段昇降機に採用!
RoHS規制にも対応した環境製品

サンワは、福祉用・流通用の階段昇降機のバッテリーを鉛電池からリチウムイオン電池に転換する。

サンワは階段昇降機の国内トップメーカー。また、福祉用階段昇降機の9割を欧米などの海外に輸出している。鉛電池からリチウム電池への転換は、RoHS指令をはじめとする世界的な有害物質に対する環境規制の高まりに留意してのこと。

福祉や物流の現場で使用される階段昇降機は、駅の階段で荷物を運んだり、エレベーターのない場所で車椅子を持ち上げたりする役割を担う。

「新型ステアチェアSC-38」

「新型ステアチェアSC-38」



同社が実施した階段昇降機ユーザーへの不満調査では、不慣れによる操作への不安(20%)に続き、機器や操作が重い(17%)、価格が高い(15%)、バッテリー交換が面倒(8%)などの回答が寄せられた。これまで採用していた密閉型鉛蓄電池をリチウム電池に転換することで、これらの不満を解消することもできる。

例えば、「新型ステアチェアSC-38」の場合、バッテリー重量は鉛蓄電池の1/3に軽量化される。使用回数も鉛電池は寿命を迎えるまで200~300回だが、新型は約1,000回以上と長寿命。鉛電池に必要だった補充電もほとんど不要なので、バッテリー交換に煩わされることもない。寿命が尽きたリチウムイオン電池は、パソコン用や自動車用などにリサイクルされる。

社会の少子高齢化に伴い、今後ますます老老介護が増えるとみられる状況の中で、階段昇降機の小型軽量化や電池交換の負担減は介護する人にも優しい製品と言えるだろう。サンワでは、福祉機器製品を皮切りに、順次、物流機器製品や農機製品へのリチウムイオン電池搭載を加速していく方針だ。

 
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