環境 新製品:スーパーマーケット向け棚下専用LED照明/ラックランド

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食品別に30種類のバリエーション!
消費電力を50%以上削減し、演色性にもこだわったLED照明

食品スーパーを中心にGMS、飲食店舗などの建築・内装・設備・メンテナンスに実績を持つラックランドの「棚子ちゃん」は、ショーケース専用の直管型LED棚下照明だ。LED照明の演色性を追求し、食品別に30種類もの光のバリエーションを持つ。一般的な蛍光灯と交換すれば、年間の電気代・消費電力は50%以上削減できる。

棚下専用LED照明「棚子ちゃん」の導入事例

棚下専用LED照明「棚子ちゃん」の導入事例


スーパーマーケットの消費電力の中で大きな構成比を占めるのが、冷蔵ケースなどに使用する棚下照明だが、なかなかLED化が進んでいないのが現状だ。棚下照明は、生鮮食品を新鮮でおいしそうに見せるという、売上に直結する重要な役割を担う。これまでは、LED照明の演色性が蛍光灯に及ばないうえ、価格も高いため普及が進まなかった。

「棚子ちゃん」は、色の調整を繰り返し、食品別に最も自然で効果的な見え方を追求。また、従来のLED照明のように明かりがドット状に透けて見えないように工夫した。その仕上がり具合は、見た目ではLEDに交換したことがわからないほどで、「青果(一般)」「精肉」「鮮魚・刺身」「惣菜」と、それぞれの食品を魅力的に見せることができる。紫外線や熱線による色あせや食品劣化を防ぎ、食品の鮮度を維持。ランプの寿命は4万時間で交換は8年に1度。一般的な蛍光灯の場合は2年に1度は交換が必要なので、メンテナンスの手間は1/4に軽減され、ランニングコストも削減できる。

また、導入費用の軽減策としてNEDOなどが実施する省エネ設備投資への補助金制度の活用を顧客に促すため、面倒な各種申請作業を同社が代行している。今後はさらなる演色性の追及を行うとともに、販路を拡大し、生産ロット数を増強して低価格化にも挑む。

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