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丸紅が風力発電の海外展開を本格化

環境ビジネス編集部

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韓国、豪州、カナダ、英国そして米国と、世界を舞台に風力発電事業を展開している丸紅。昨年は洋上風力発電所建設の大手、英シージャックス・インターナショナルを買収し、建設技術や操業ノウハウを確保するなど、着々と足場を固めている。その狙いとは?

日本企業初の本格参入となる英国南東部の洋上風力発電所

日本企業初の本格参入となる英国南東部の洋上風力発電所

英国南東部エセックス州の沖合7kmの海上に、47基の風車が設置されている。デンマークの大手総合エネルギー会社ドン・エナジーが2010年に開始した「ガンフリート・サンズ洋上風力発電」施設だ。発電容量は172MWで、英国の約12万5,000世帯分の電力をまかなっている。

この事業に出資・参画し、2011年に同発電の権益を49.9%取得したのが丸紅である。商業運転中の洋上風力発電事業への本格資本参加は日本企業初のこと。

同社海外電力プロジェクト第三部の舘上博・部長代理は、「洋上風力の分野で世界シェアNO.1の実績を持つドン・エナジー社をパートナーに持つことで、我々は本事業を通じて洋上風力発電の開発や操業ノウハウを吸収し、今後新規分野への開拓を進めていきたい」と狙いを語る。

40,000MWの巨大市場

一般的に、洋上風力は陸上風力に比べて、設置やメンテナンス費用がかさむ。洋上が拠点となるので、据付専用の特殊船の調達も不可欠となる。そこで、丸紅は昨年、英国で洋上風力発電設備据付大手のシージャックス社を、産業革新機構と共同で買収した。

「特殊船を保有することでメンテナンス体制が充実し、効率向上にもつながる」とバリューチェーン拡大のメリットを舘上氏は強調する。この事業についても、日本企業としては初の本格参入となるが、シージャックス買収の背景には、さらにもう一つの大きな理由があった。

(※全文:2,073文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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