住宅用分電盤で電力計測! 先端テクノロジーがもたらした超コンパクト化 (2ページ目)

未来の家を創る、3つの「ウレシイ」。
次世代型分電盤に数えきれないメリット
エネルギーマネジメントを効率良く行い、より安全で高機能なスマートハウスを実現するには、エネルギーを見える化し、把握することが必要だ。EcoEyeできめ細かく収集したエネルギー情報はLANケーブル1本で簡単に取り出すことができる。
HEMS機器の標準通信規格であるECHONET Lite(スマートハウス向けシステムを相互接続する通信プロトコル)を採用しており、さまざまなシステムとの連携が簡単にでき、HEMSのシステムベンダーにとっては使いやすく「ウレシイ」住宅盤だ。
ハウスメーカーやマンションデベロッパーには、今までにないコンパクトサイズが「ウレシイ」。必要だけれど目立たせたくないのが住宅盤。コンパクトになったおかげで、玄関や下駄箱、脱衣所などの狭小スペースに、さりげなく設置することができる。
施工業者には、盤にあらかじめ電流センサーが内蔵されていることが「ウレシイ」。煩雑でミスの起こりやすいセンサーの取り付けがなくなり、設置時間の短縮にも繋がるからだ。
コンパクトで高機能、さらに使いやすい次世代型分電盤は、スマートハウスの可能性を大きく広げる。EcoEyeがもたらす3つの「ウレシイ」が、未来の家の形をつくる。
HEMSの普及を加速させる次世代型 分電盤『enステーション EcoEye』
HEMSシステムベンダーのウレシイ- LAN配線1本でシステムとの連携が可能
- 標準通信規格「ECHONET Lite」プロトコルを採用
- エネルギー計測機能・通信機能をコンパクトに内蔵
- 今までにないコンパクトサイズを実現
- 5Wの小電流も拾う小型かつ高感度のセンサーを内蔵
- 追加の回路構成も可能なエキストラスペースを確保
- 開口面積が広く、入線作業が容易に。 配線作業の煩わしさも解消でき、施工性が格段に向上。
世の中にないものを創り出す。
太陽光発電・蓄電池の電力コントロール機能を開発へ
「開発チームに常に求めているのは、世の中にないものを創り出すこと」と水野副社長。EcoEyeは、盤内に小型かつ高感度なセンサーを内蔵し、エネルギーマネジメントに必要な、より詳細な情報を集めることのできる住宅盤だ。
今後は、この情報をいかに末端の電化製品に伝え、きめ細かな制御につなげていくかが課題となる。ユーザーに負担をかけない省エネの実現をめざす。また、太陽光発電や蓄電池の住宅への設置が増える中、発電した電力をどう使うかを住宅盤で判断し、コントロールできるような機能の開発にもチャレンジしていく。
さらに水野副社長は「現状、一般家庭では交流電流が使用されているが、太陽光発電や蓄電池が多く普及する将来、直流電流をそのまま利用する等、配電の中で変換ロスの少ない仕組みを考慮した研究・開発をしていかなければならない」と話す。
環境やニーズの変化にあわせ、「en ステーションEcoEye」はこれからも進化し続けていく。売れる「HEMS」づくりが必須課題の今、HEMSシステムベンダー、ハウスメーカー・ディベロッパー、施工業者にとって、マストチェックの分電盤と言えるだろう。


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