> コラム > 独・パワコン工場訪問レポート シンプル設計が生む高耐久性

独・パワコン工場訪問レポート シンプル設計が生む高耐久性

環境ビジネス編集部

記事を保存

パワコンは、10年程度で修理・交換されるのがスタンダードだが、SMAのパワコンは当然のように20年の使用を想定している。ユーザーから抜群の信頼を得ている秘密を探るべく、SMAドイツ本社工場を訪れ、広報のスザーン・ヘンケル氏とエス・エム・エイジャパン株式会社テクニカルダイレクターの川上勝史氏にお話しをうかがった。

(左)SMA本社 APECプロダクトマネージャー アーロン・ゲルデマン氏。 (右)SMAジャパン テクニカルダイレクター 川上勝史氏

(左)SMA本社 APECプロダクトマネージャー アーロン・ゲルデマン氏。
(右)SMAジャパン テクニカルダイレクター 川上勝史氏

1981年にドイツで設立されたSMAはパワーコンディショナ(パワコン)の専門メーカーで、2012年に製造したパワコンの総出力は計7.4GW、年間売上は15億ユーロにのぼる。世界シェア約25%を誇り、同国最大のソーラー設備メーカーでもある。生産拠点は北米の需要急増にともない2年前に米国工場をつくったが、開発と生産はドイツに集約している。製造コストを下げるため人件費の安い国で生産するのも選択肢のひとつだが、"ジャーマン・エンジニアリング・スタンダード"へのこだわりがそこにある。SMA本社広報は「ドイツ製機械に対する世界の信頼は高く、ユーザーもそれを求めている。人件費の安さだけでは海外生産にシフトできない。そもそも製造コストに占める人件費の割合は抑えられており、品質が十分に価格を上回っている」と強調する。

本社工場 ビルNo.60 (単相小型パワコン専用)

本社工場 ビルNo.60 (単相小型パワコン専用)

高品質を裏付ける生産ライン

受注生産を基本とし、納期も受注から出荷まで、小型パワコンで3~4週間、大型パワコンで6~8週間とかなり早い。理由はラインの生産規模にある。

(※全文:2,182文字 画像:あり 参考リンク:なし)

  • まだ会員登録されてない方

    新規会員登録無料
  • 既に会員登録されている方

    ログイン

会員登録3つの特典

記事を保存

環境セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.