小水力発電システム 基本的な水車の種類一覧と選び方

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再生可能エネルギーの普及が加速する中、小水力発電への期待が高まっており、開発に向けた取り組みが活発化してきている。小水力発電で効率よく発電するためには、利用する水の特徴に合わせた水車選びがポイントとなる。そこで、小水力発電の水車の種類にはどんなものがあるかをチェックしておこう。

その前に小水力発電とは

水力発電では水の流れを利用して水車を回転させて発電する。そのうち小規模なものが「小水力発電」と位置付けられているが、明確な定義はない。全国小水力発電協議会では、出力1,000kW以下の設備を小水力発電として扱っている。同協会では、日本の電力業界で概ね「10,000kW以下」の設備を小水力としてきたが、新エネ法では出力1,000kW以下の水力発電がRPS法の対象となっていることなどを受け、法律上の区分や今後の水力開発の在り方などを踏まえて判断したと説明している。

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