千葉県匝瑳市で市民有志によるソーラーシェアリング型の発電所が建設された。地域の耕作放棄地を農地に再生するためのプロジェクトの第一弾で、パネルオーナー制で集められた資金は、次の発電所建設のために活用される。
農業と太陽光発電の両立をはかるソーラーシェアリングだが、認知度が高まるにつれ、はじめに売電収入ありきの設備優先の導入例も増えてきていると聞く。そんな中で、環境に関心が高い市民有志によるソーラーシェアリングも登場した。「市民エネルギーちば合同会社」が千葉県匝瑳市の農地(850平方メートル)に建設した出力35kWの匝瑳市民発電所だ。