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逃れられない『排出者責任リスク』とのつきあい方(2)

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前回、廃棄物処理の「お金と物が同一方向に流れる」特殊性を認識して廃棄物の処理を委託しなければならないと述べたが、今回は、その特殊性を認識しないとどうなるのかを説明し、リスク回避の方法を探っていきたい。

廃棄物処理にかかるコストで二次処理費用が占める割合は大きい

製品を製造するには原価が存在するように、廃棄物処理を行うにも原価が存在する。

両方に共通する項目としては、人件費、光熱水費、減価償却費、借入金利、保険料、施設維持費、研究費、各種経費などが挙げられるが、大きく異なるのは仕入れである。製品を作るためには、原料や各種の部品を仕入れる必要があるが、廃棄物を処理するためには、仕入れの代わりとなる二次処理するための費用が必要となる。

※全文:1574文字 画像 :あり 参考リンク :なし

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この記事の著者

高橋 利行
高橋 利行(たかはし としゆき)
行政書士法人高橋環境事務所 代表
一般社団法人環境適正推進協会 理事
上智大学法科大学院「Sophia Ecology Law Seminar」運営委員


1959年埼玉県生まれ。1978年、埼玉県庁入庁。1993年、埼玉県北部環境管理事務所廃棄物課に配属、指導・監視業務を担当。
1995年、行政書士試験合格。1997年、38才で埼玉県庁退職し行政書士高橋環境法務事務所を設立。開業当初より廃棄物処理許可申請業務に特化し、廃棄物処理施設・中間処理業に関しては、宮城県から兵庫県までの範囲で170件以上の許可取得をサポートしてきた。
2016年、体制強化のため、行政書士法高橋環境事務所に組織変更。
廃棄物の適正処理推進のために、一般社団法人環境適正推進協会の設立時からの理事として各種勉強会を主催し、公共機関の講演も行う。現在は大手排出事業者の廃棄物管理業務アドバイザーにも就任。
2016年2月には、NHK「あさイチ」に出演し、食品廃棄物不正転売事件の解説を行う。
環境ビジネスオンラインが主催する「廃棄物リスク管理講座」の講師も務める。
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