月々980円~の遠隔監視システム 改正FIT法施行を見据え業界注目(2ページ目)

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改正FIT法に伴う「発電量の適切な計測や報告」にも対応

安川電機の山田氏は、エナジーモニターエアの正確性についても言及した。「パワコンへ直接接続し、より精度の高いデータを取得できるのもエナジーモニターエアの大きな魅力ではないでしょうか。発電所オーナーが一番気掛かりなのは、やはり売電量です。そのため、正確な発電量を計測する必要があります」

「エナジーモニターエア」構成図イメージ
「エナジーモニターエア」構成図イメージ

計測の正確性に加えて、「エナジーモニターエア」はパワコンの異常を確認した場合、発電所の管理者へ即座にアラート通知を出し、管理者は素早く発電所の状況を把握することができる。

また、日々の保守・点検作業の履歴などをデータとして蓄積することができ、カレンダー上で作業日の管理ができることも「エナジーモニターエア」の大きな特徴の1つだ。

作業予定

このようなデータ蓄積機能により、発電所の維持管理に関する報告業務など効率的に対応できる点も、今後改正FIT法の施行に伴う発電所の保守・点検業務の報告強化に際して、十分に対応できる機能を持ち合わせている。

多種多様なパワコンにも接続可能

「安川電機様はプロトコルを開示することにより多くの監視システムに対応しようとしており、また、GMOクラウドとしても、マルチベンダーとして様々なパワコンに接続しようとしています。両社ともオープンな社風や文化を持ち合わせているため互いに親和性があるのも今回の連携が上手くいっている理由だと感じます。お互いの文化が融合することで、例えばパワコンの詳細な稼働データとGMOクラウドの分析・解析力により、些細な情報から故障を事前に予測・対策が立てられる「故障予測サービス」など新しいサービス、業界の常識を覆すような革新的な技術を生み出せると確信しています」とGMOクラウドの山田氏は今後の可能性について語った。同社は今回の安川電機パワコンへの対応を機に、さらに連携を加速させていく予定だ。

太陽光業界では後発組みであるGMOクラウドが、満を持して世に送り出す遠隔監視システム「エナジーモニターエア」。充実の機能で、かつ、ユーザー価格も安価。さらに改正FIT法に伴って強化される発電所の維持管理業務に十分対応できる機能も持ち合わせることで、今後さらなる販路拡大を期待させる。

※「エナジーモニターエア」製品資料ダウンロードはこちら

エナジーモニターエア
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