COP22に向けて パリ協定とCOPの歴史 前編
来月11月7日~18日、モロッコのマラケシュでCOP22(国連気候変動枠組条約締約国会議)が開催される。前回のCOP21では、2020年以降の目標を盛り込んだ、『パリ協定』を採択した。日本が批准遅れという事態になったことでも取りざたされた、パリ協定。今回の大きな目的は、批准国・地域が協定履行の具体的ルールづくりについて協議する見通しで、日本の出遅れは必死だ。今回は、COP22を前に、COPとはなにか?パリ協定とは何か?を整理してみた。
京都議定書との違いに見るパリ協定
パリ協定(Paris Agreement)は、COP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)が開催されたパリにて、2015年12月12日に締結された、気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定であり、2020年以降の地球温暖化対策を定めている。
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