産業部門における2013年度の二酸化炭素排出量は、4億2,900万t-CO2であり、2005年度比で6.0%減少している。我が国の温室効果ガス排出量の約3割を占める同部門の取組は今後とも重要である。
地球温暖化対策計画(平成28年5月13日閣議決定)
パリ協定を踏まえ、温室効果ガスの主要排出国が、その能力に応じた排出削減に取り組むよう、国際社会を主導し、地球温暖化対策と経済成長を両立させながら、長期的目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指す。
このような大幅な排出削減は、従来の取組の延長では実現が困難である。
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