日本市場の今後は?太陽光発電システム市場の動向と展望
今や日常的に目にする・耳にするようになったエネルギー源のひとつ、「太陽光発電」。世界的なブームになりつつあるが、そのきっかけのひとつを作ったのは、日本市場である。かつては、補助金制度による住宅用太陽光発電システム市場の成長があり、併せて海外市場の開拓も進められ、国内外で一定の認知度を獲得した。
その後の爆発的な普及の原動力になったのは、「FIT 制度」(Feed-in Tariff、固定価格買取制度、2012年7月スタート)であり、先行していたヨーロッパの事例にならって導入したものだった。政府が意図した通り、大量の設備投資が再生可能エネルギーに向けて行われ、とりわけ大型事業でも個人レベルでも取り組みやすい太陽光発電システムが『再生可能エネルギー』の世界で選ばれてきたのはご承知の通りである。
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