自然災害にどう向き合う?Eco‐DRR(生態系を活用した防災・減災)の可能性
近年の気候変動の影響からか、毎年のようにやってくる未曽有の大災害。もはや対処療法では間に合わず、今ある自然資源を生かした防災・減災の仕組みづくりや災害リスクに応じた土地利用など新しい取り組み・考え方が必要になっている。そこで、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの西田貴明氏に連載で自然災害とグリーンインフラについてご執筆をいただく。
自然災害とグリーンインフラ
2018年の夏、自然の力は本当に恐ろしいものであった。私の居住する関西でも、6月には予期せず発生した大阪府北部を震源とする地震や7月には西日本豪雨、延々と続く致死的な異常高温、さらには、突発的な雷、猛烈な台風…と、本当に厳しい自然災害の猛威を実感することになった。関西だけでなく、全国的にも、大きな自然災害に晒され被害にあわれた方も多数おられ、復旧・復興のために尽力されている方には本当に頭が下がる。
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