世界的に広がりを見せるEV、 今後の環境自動車の動向とは

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気候変動による産業のシフトチェンジが始まっている。ガソリン車からEVへの移行もその1つだ。国際的に拡大するEVの導入動向をはじめ、HV・EV・PHV・FCVなどの違い、今後環境自動車の動向などについてまとめた。

国際的に高まるEV導入の傾向

最近の厳しさを増す環境規制のきっかけとなったパリ協定では、世界平均気温上昇を工業化以前と比較して2℃より低い水準に抑えることが世界の共通認識として確認された。そして、2018年10月に開催された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では、地球の平均気温が1.5℃上昇した場合の「特別報告書」が公開された。簡単にまとめると、1.5℃上昇しただけでも地球環境に深刻なダメージを与え、多くの被害をもたらす熱波が発生、さらに異常気象が発生し、いくつかの生物は絶え、特にサンゴは死滅するという。

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