『サーキュラー・エコノミー』最新海外事例(前編)
世界的に新ビジネスモデル「サーキュラー・エコノミー」への移行が顕著になってきた。製品を「使って捨てる」直線型経済から、「使って再び使う」循環型経済へ。海外では地球環境を守りつつ、利益を生み出すサーキュラー・エコノミー関連ビジネスが豊富だ。
雇用創出も望める
2018年秋、ニューズウィーク日本版(2018年10月16日号)は「サーキュラー・エコノミー入門」という特集を組み、主に欧米発の約20社の循環型経済の事例を紹介した。そこには、オランダの電機メーカー、フィリップスによる照明器具の販売ではなく、リースして明かりに課金するビジネスモデル、世界に広がるスターバックスコーヒーの内側にプラスチックコーティングのある使い捨てカップをやめ、生分解性カップの開発を目指す試み、日本でも人気のフィンランドのアパレル企業マリメッコの、綿やポリエステルに代わる生分解性の布地の開発などが挙がっている。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2