SDGs・ESG投資を核に、次世代事業を開発
社会課題を機会と受け止め、イノベーションや革新的ソリューションにより達成を目指すSDGs。新たな市場と事業機会を生みだすイノベーションを起こすには、これまでとは違う事業、ビジネスモデルが必要だ。素材から部品、サービス、ソリューションへ。素材メーカーとしての蓄積をもとに新たな可能性を探る、三井化学の次世代事業開発の取り組みを聞いた。

SDGs、ESGを経営の中核に『次世代事業』を開発
1912年、石炭事業の副産物である排出ガスから、当時の社会問題であった人口の急増に伴う食糧問題に貢献するため、肥料原料の製造を開始したのが三井化学グループの原点。1932年には日本の藍色文化存続の危機に、化学の力で日本初のインジゴ(インディゴ)の生産に成功。1958年には、日本で初めての石油化学コンビナートを建設し、現在まで続く、日本の産業化、発展に貢献した。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)