グローバル化の中 ルールメイキングがこれからの企業戦略の重要ワード

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COP24では、パリ協定の実施に向けたルールづくりが争点となった。欧州主導で進むルールメイキングのなかに、いかに日本の技術を入れ込めるか。グローバル化の中、あらゆる企業が国際的なルールと無関係ではいられない。今、日本企業に経営戦略のひとつとして国の政策や国際的なルール形成に積極的に取り組んでいくことが求められる。

国家間交渉に関心を持つべき

前職のドリームインキュベーターで、民間の立場から、政策と連携した新産業創出(産業プロデュース)を多く手がけてきた慶応義塾大学の岩本 隆特任教授。「新規事業、ユニークな技術の事業化におけるコンサルティングを多く手がけてきましたが、たとえば、バイオテクノロジーや環境などの分野のコンサルティングをすると、既存の枠組みのなかでビジネスモデルを考えても、絶対に成立しません」と話す。

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