資産合計34兆ドル 世界の主要機関投資家、各国首脳にパリ協定順守を提言

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2019年6月に開催されたG20首脳会合の中で、資産34兆ドルを動かす477人の投資家が、首脳達に世界の平均気温上昇を1.5oC以下にする要請を行っていたことを知っているだろうか。「グローバルな投資家による気候変動に関する政府への提言」として世界の名だたる機関投資家が署名、日本からも三菱UFJフィナンシャル・グループなどが参加した。

この提言は、世界の投資家たちが各国のリーダーに対し、パリ協定で定められた目標を達成するため、2020年までに化石燃料の段階的な廃止とカーボンプライシングを含む強固な政策を制定するよう求めたもの。署名した機関投資家たちは「世界中に数百万人もの受益者を抱える機関投資家として我々はパリ協定の全面的な支持を改めて表明し、すべての政府に対し協定の目標達成に必要な行動を至急実行するよう強く要請します」という強いメッセージを発信している。

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