2032年に産業用太陽光の卒FITが市場に大量流入! そのときどうする?
このままいくと、2032~2033年の間に原発約7.3基分※の産業用太陽光発電所から生み出された卒FIT電力が、市場に流入することになる。まだまだ先のことかもしれないが、VPPの実証実験など、2032年を見据えた取り組みはスタートしており、事業者は今から対応策を考えておくことが必要だ。
原発7.3基分の卒FIT産業用太陽光発電所の電力が市場に
2012年に買取が始まった産業用太陽光発電。売電期間は20年間のため、2032年に買取期間が満了するメガソーラーが出てくる。2013年までに導入され運転を開始した産業用太陽光発電設備(2012年6月末までの累積導入量含む)は約7.3GW。つまり、2032年から2033年にかけて、原発7.3基分の電力が一気に市場に流入することになる。そのインパクトは2019年の比ではなく、電力・再エネビジネスを大きく変えるものになるに違いない。
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