再エネ電力のニーズが拡大する中で、再エネ電力の供給量が不足するのではないか。実はFIT制度によってできた再エネ電源による発電量は年間800億kWh超に達している。今後、再エネの持続的な普及拡大を進めるためには、FITに頼らない再エネ普及も必要になる。企業が電源と直接契約して再エネを調達するスキームなどが始まる。
世界のESG投資の統計を集計しているGSIAの最新の報告によれば、2018年の日本におけるESG投資資産額は2兆ドルを超え、2016年から実に4倍以上に増えている。企業経営者は投資家、取引先、さらには顧客からも環境経営へのコミットを求められている。