『人と自然と響きあう』を企業理念に、グローバルにサステナビリティ経営を推進するサントリーグループ。ペットボトル飲料を製造するメーカーとして、プラスチックの再生循環利用には、特に注力する。コーポレートサステナビリティ推進本部 部長の輿石優子氏に、サントリーグループの環境、とりわけプラスチック問題への取り組みの歴史と今について聞いた。
“やってみなはれ”と“利益三分主義”
サントリーと言えば、創業者・鳥井 信治郎氏が会社を興した時からの精神である“やってみなはれ”がまず頭に浮かぶ。一方で、同社にはもう一つ、創業時から引き継がれている重要な精神がある。それが“利益三分主義”。サントリーではこの2つの精神を軸に、常に“やってみなはれ”で新しい事業にチャレンジし、事業で得た利益を“利益三分主義”で社会・環境への貢献に役立ててきた。
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