SDGsへの貢献度は客観的・定量的に評価しないと明確には示せない(前編)

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SDGsは、広範な分野をカバーしているため、各目標の相関性が極めて複雑なものとなっている。企業活動は、ステークホルダーとの対話において、シナジーを最大化、トレードオフを最小化させる取り組み成果を示すために、客観性のある評価を選択、採用することが重要である。

SDGsに求められる客観性

SDGsウォッシュという言葉がある。英語でごまかしや粉飾を意味するwhitewashとSDGsを組み合わせた造語で、SDGsに取り組んでいるように見せて、SDGsへの貢献という意味で実態の伴っていない取り組みを指す。グリーンウォッシュから派生した用語のようであるが、日本でも1990年代「環境にやさしい〇〇」というキャッチフレーズが氾濫していたことを思い出す。

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