自然災害に臨む電力のレジリエンス 強化に向けた課題と取り組み(後編)
我が国の送配電設備は、面的に広がり非常に数が多い特徴がある。発電所から需要地への険しい山岳地を通過する場合も多く、過酷な気象条件に常に曝される。設備故障リスクも高く、さらには高経年化も進んでいる。震害、風害、氷雪害、雷害、塩害など、多様な自然災害への対応が求められている。(前編はこちら)
大規模災害に対するレジリエンス向上に向けた取り組み
大規模災害に対するレジリエンス向上のためには、設計や対策による適切な抵抗力の確保、災害発生時の復旧の迅速性の向上をバランスよく実現することが必要である。
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