コロナ禍で減少した国内廃プラ類の処理量、再び上昇傾向に 環境省調査
環境省は5月11日、2020年度の国内の廃プラスチック類処理に関する調査結果を公表した。今回の調査では、産業廃棄物の廃プラスチック類処分施設(中間処理施設)における処理量・稼働率・保管率は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、一時期輸入禁止措置以前の2017年末の水準より大きく低下したが、その後再び上昇していることが確認された。
不法投棄1件、保管基準違反7件に
この調査は、2017年末以降の外国政府による使用済み廃プラスチックの輸入禁止措置と、新型コロナウイルス感染症拡大による事業活動の停滞等の影響を踏まえた、国内の廃プラスチック類処理の状況を把握することを目的に実施した。都道府県等と廃棄物処理業者に対し、今回で5回目となる廃プラスチック類の処理等に関するアンケート調査を行った。
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